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湿った地面

屋外排水管の水漏れ!業者に修理してもらうといくらかかる?

屋外の排水管が水漏れ?こんな症状の時は要チェックです

水漏れ(漏水)と聞くとイメージされるのはキッチンやトイレ、洗面台からの水漏れです。

ところが水漏れするのは水回り設備だけではありません。
実は目に見えない屋外配管(送水管・排水管)から漏水することもあります。

送水管の水漏れを放置してしまうと水道料が上がったまま無駄なお金を支払うことになりますし、無駄な水道代以外にもカビの繁殖、害虫発生、漏電火災などが起きる可能性が固まることに。

もし以下のような症状を発見したら屋外配管の水漏れを疑い、専門店に相談してください。

壁や地面から水が漏れている

配水管には2種類あり、トイレやキッチンにきれいな水を送る「給水管」と汚れた水を排出する「排水管」があります。

それら配水管はキッチンや洗面所など目に見える箇所にあるだけではありません。

・敷地内の土の中
・壁の中
・床下

こういった場所にも設置されています。

これら配水管は普段は目に見えないため、水漏れが起きても気が付きません。

ところが水漏れが数か月、数年続けば漏れた水が壁や土の表面に水が漏れてきます。

いつも地面がグジュグジュと濡れている

湿った地面

屋外配管は敷地内に布設されています。

もし土の中に設置された配水管が破損して水が漏れると、敷地内の地面が湿ったままの状態になります。

梅雨時期に土が湿るのは自然ですが、真夏や晴れの日が続いているにも関わらず地面が湿っている、濡れているのは水漏れを疑ったほうが良いでしょう。

地下に布設されている配水管が破損し、水漏れしている可能性があります。

水道料金がいつもより高い

水道料金が高い

給水管が破損していると、水道管を流れる水が漏れてしまいます。

家族が増えた蛇口の閉め忘れがない水道メーターに異常がない にも関わらず水道料金があがった場合は給水管の水漏れを疑うべきです。

水道メーターが回っている

敷地の入り口付近に設置されている水道メーターボックスを開けてみると、そこには水道メーターが設置されています。

水を使っていなければ水道メーターの針が回ることは決してありません。

ところが自宅に誰もいないにも関わらず(水を使っていないのに)水道メーターがクルクル回っているなら、敷地内か建物内のどこかで水漏れが発生していることになります。

早めに専門業者に依頼し、漏水個所を突き止めて補修してもらいましょう。

もしこれら漏水を放置すると、以下のようなことが予想されます。

✔︎ 建物内部配管からの漏水…建物の内部が腐る・カビやダニの発生・カビが室内に漂うと住人の健康状態悪化の可能性・水分が電気配線に到達すると漏電火災の可能性
✔︎ 床下からの漏水…高温多湿を好むシロアリ、ダニの発生。シロアリによる被害の可能性
✔︎ 地面からの漏水…大量の水が漏れると地盤が緩む(大地震で家が傾く可能性)

屋外で水漏れが発生する原因

かなり怖い屋外の水漏れですが、どのような原因により発生するのでしょうか?
チェックしてみましょう。

排水管や配管の劣化や破損

排水管や給水管は永遠に使えるものではなく、それ自体に寿命があります。
配水管に使われているのは塩ビ管が主流ですが、これら配水管の寿命は約30年前後、鋳鉄管の寿命は40~50年前後となっています。

もちろん排水量や給水量などの条件により寿命は変化しますが、配水管は自然に老朽化していくことは覚えておいてください。

排水枡が詰まっている

排水ます

使用した水道水は排水管を通って下水に流されていきますが、キッチンから使用済みの油を流したり食材のカス、入浴後の髪の毛、オムツ、植物の根などが流れ込むと排水桝が詰まる可能性があります。

排水桝が詰まると下水の行き場がなくなり排水桝から勢いよく汚水が溢れてしまうことも。

放置すると汚水により周辺住宅に異臭が漂いますし、敷地の土地も濡れてしまい地盤が緩む原因になります。

排水管パイプがしっかりと取り付けられていない

これは排水管の施工のミスが原因です。


排水管パイプ(塩ビ管)を接続するには接着剤を塗りしっかりと接着しなければなりませんが、接着剤が少ない、接着剤の塗り忘れなどの理由で排水管が抜けてしまうことがあります。

排水管には毎日たくさんの汚水が流れるため、しっかり接着できていないと抜けてしまうことがあるので気をつけましょう。

冬場の凍結

水は-4℃で凍ると言われており、土の中に布設された給排水管が凍ることはあまりありません。

問題は地面から屋外に露出している水道管で、保護材などで保温されていないと凍ってしまう可能性があります。

水は液体から個体に変わると体積が膨張し給排水管を破損してしまうこともあるのです。
排水管が凍ると汚水が流れず家のなかに逆流することもあり注意が必要となります。

暖かくなれば氷が解けて水が流れ始めますが、一度は損した配水管が自動的に修復されることはなく、損傷個所から水漏れが始まります。

屋外排水管の水漏れを修理した事例紹介

2階にある排水管からの水漏れ事例

・漏水に気が付いた経緯

2階にトイレを設置している場合、給排水管からの水漏れリスクがあります。

この事例では2階から屋外に露出させた排水管の根本に水が溜まり「2階のトイレから漏水しているのでは?」という住人の方の相談により水漏れが発覚しました。

排水管のつなぎ目部分から漏水が確認され、住人にも説明。

・修理内容

排水管自体すでに設置から20年をゆうに超えており紫外線や雨風による劣化が激しく、排水管そのものを新品に取り替えることで解消しました。

排水桝のつまり解消事例

・漏水に気づいた経緯

キッチンやお風呂の排水がスムーズに流れないことに不便を感じていた依頼者からの相談。

・対処法

屋外にある排水桝の蓋を開けると油分や毛髪などの異物が固まり、排水しにくくなっていることが判明。

すぐに異物を取り除くと排水の流れもスムーズになりました。
住人が廃油をそのままキッチンから下水に流していることが原因でした。

屋外排水管の水漏れ修理にかかる料金相場

屋外排水管の水漏れ修理はその状況によりかかる費用が変動しますが、一般的な相場をまとめましたので参考にしてください。

・つまり除去軽作業 8,000~10,000円前後
・吸引ポンプ作業…20,000円前後
・高圧洗浄機作業…35,000円前後
・パイプ取替作業…約2mの屋外排水管取替で20,000~25,000円前後
・漏水特定…現地での見積り

屋外排水管の水漏れは自分で直せる?

屋外排水管の漏水部分が目視で確認できる場合は、一時的にガムテープなどで補修すれば水漏れを止めることができます。排水桝もドライバーがあれば開栓可能なので汚物を取り除き対処することはできるでしょう。

ただしガムテープ補修は一時しのぎですし、汚物を除去しても症状が改善しないときはほかの原因が考えられます。

本格的な調査や修理や取替となると専門の機材・部材はもちろん専門知識が必要ですね。
専門知識のない方が自己判断で修理するとさらに症状が悪化することもあります。

やはり管工事施工経験豊富な専門員がきちんと原因を見極め、的確な修理を施工するのが一番安全です。もし「おかしいな」と思うことがあれば自己判断せず、管工事施工会社へご相談ください。

中部水道修理では24時間受付を行なっており、深夜・早朝でのお問い合わせも可能です。
お困りの際はご連絡くださいませ。

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