水道代が高い!考えられる原因と解決方法を徹底解説
「水道代が急に高くなった」「水道代が高い原因がわからない」、水道を日々このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?このような場合には水漏れや水道料金の値上げといった原因が考えられますが、どのような対処方法が考えられるのでしょうか。
そこで今回は、水道代が高いと感じたときの対処法や解決方法を詳しく解説しています。水漏れ時に水道代が減額・免除されるケースも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
平均的な水道代の相場は?
まずは、水道代の平均額について世帯人数別に紹介します。総務省が公表した家計調査報告の2020年版によると、1か月の上下水道料金の全国平均は1世帯当たり4,181円です。
単身世帯(一人暮らし)の平均額は2,172円で、2人世帯は4,255円です。また3人世帯では5,528円、4人世帯は6,298円で、人数が多い世帯では洗濯や料理をまとめて行うことから、一人当たりの水道料金が安くなる傾向にあります。
世帯人数 | 単身 | 2人 | 3人 | 4人 |
1か月水道料金平均 | 2,172円 | 4,255円 | 5,528円 | 6,298円 |
水道代の相場は、地域によっても異なります。各家庭が離れている地域では、水道施設の設置・維持コストが高くなりやすいことが一因です。
水道代が高いと感じときの対処法
水道代が思っているよりも高い場合の対処法としては、水道使用量や水漏れ、水道料金値上げの確認が挙げられます。ここでは、水道代が高いときの対処法について、気を付けるべきポイントを踏まえて見ていきます。
水回りの使用量が増えていないか確認する
水道料金の請求書には、一か月ごとの上下水道使用量が記載されています。この使用量が多ければ多いほど水道料金が高くなるため、まずは使用量が増えていないかを確認してください。
水回りの使用量が増えている場合には、単純に上下水道の使用量が高まったことや、水漏れが起こっていることが想定されます。水漏れについては後で説明しますが、上下水道の使用量が増えたと感じる場合には節水を心がけてみるのがおすすめです。
水を多く使用する場所としては、「トイレ」「お風呂」「キッチン」が挙げられます。日々の生活のなかで、こうした場所での水の無駄を省く心掛けが大切です。
自治体のホームページから水道料金を確認する
水道料金の設定は自治体ごとに異なりますが、何らかの理由で値上げが行われることがあります。そのため、水道料金が急に高くなったという場合には、住んでいる地域のホームページを確認して料金設定を確認してみましょう。
水漏れを疑ってみる
水道代が急に高くなった場合に考えられるのが、水漏れです。蛇口や洗濯機周辺など、目に見える場所での水漏れには気付きやすいですが、一見ではわからない水漏れも存在します。
水漏れが起こっているかを確かめる方法としては、水道メーターの確認が挙げられます。まずは住宅で使用している水道をすべて止めて、その状態で水道メーターを確認してください。水道メーターのパイロットマークが回っていれば、どこかで水が出ている合図であるため、水漏れの可能性が高いです。
水漏れを確認するときにチェックする箇所
水漏れの可能性が出てきたときには、住居の中や外の蛇口や水道管をチェックしてみましょう。それでは、水漏れを確認する場合にどのような箇所を見ていけばよいのか、詳しく解説します。
水回りすべての蛇口周り
キッチンやお風呂など、水回りすべての蛇口からの水漏れを確認してみましょう。しっかり蛇口を占めているのに水が滲み出してくる場合には、水漏れが起こっていると考えられます。
トイレのタンクや便器周辺
トイレは、水漏れが起こりやすい箇所のひとつです。タンクがあるトイレの場合にはタンクに水を送るパイプの水漏れや、便器の破損による水漏れが想定されます。
浴槽本体
お風呂では、蛇口や水栓、パッキン部分やホースからの水漏れのおそれがあります。また、ボルトやナットの緩みでも水漏れが起こるため、お風呂の水漏れの場合には緩んでいる部分がないかを確かめてください。
洗濯機周辺
洗濯機周辺は、給水管の破損や給水ホース継手の緩み、給水ホースの劣化で水漏れが起こります。こうした箇所が水で濡れていないかをチェックしましょう。
庭の水道
戸建て住宅の場合、庭に水道があるケースがあります。蛇口の緩みがないかどうか、必ず確かめるようにしてください。
水道管が通っている壁や床
ここまで紹介した箇所を確認しても水漏れを発見できない場合には、目に見えない部分で水漏れが起こっている可能性が高いです。水道管が通っている壁や床から異音がしないか、また湿りや変色、異臭がしないかどうかをチェックしましょう。
水漏れで水道代が減額・免除されることも
水漏れによって水道代が余分に高くなった場合、自治体や水道局が行う減額・免除制度の利用を検討してみましょう。減免制度の適用条件は居住地の水道局によって異なりますが、ここでは一般的に水道代が減免されるケースとされないケースを見ていきます。
高い水道代が減額・免除されるケース
水漏れが目に見えない箇所で起こっていた、また地震など自然災害が原因で水漏れが起こった場合には、水道代が減免される可能性が高いです。また、適切な方法で水道を使用していたにも関わらず、水漏れが生じたケースも減免されやすいです。
高い水道代が減額・免除されないケース
蛇口の閉め忘れや水漏れを知っていたにも関わらず放置した場合には、水道代が減免されない可能性が高いです。また、水漏れの指摘があったのに調査や対策をしなかった場合も、減免されない傾向にあります。
水漏れを見つけたらすぐに水道業者に依頼しよう
水漏れによって水道料金が減免されるケースでも、全額免除されるわけではありません。また、水漏れには家具の傷みや感電といったリスクが存在するため、水漏れの放置は大変危険です。
水漏れを見つけた、あるいは水漏れの可能性があるといった場合、水道修理業者に相談することをおすすめします。
中部水道修理は、愛知県や岐阜県、三重県をはじめとした中部地区で、さまざまな水のトラブルに対応する業者です。高い水道代が気になっているという方は、ぜひ一度中部水道修理までお問い合わせください。