蛇口の交換は自分でもできる?取り替え方法と蛇口の選び方を解説!
キッチンや浴室、洗面台などの蛇口が劣化すると、交換が必要になります。具体的にはどのような状態となったときに交換をしたら良いのでしょうか。また、自分で交換できるかどうかも気になるポイントです。今回は蛇口の交換時期と取り替え方法、また新しい蛇口の選び方を紹介します。
こんなときは蛇口の交換時期です!
蛇口は経年劣化するものであり、定期的な交換が必要です。以下の状態が見られたときには、新しい蛇口の購入を検討しましょう。
蛇口本体がグラグラする
蛇口本体が固定されずにグラグラするときには、蛇口内のパッキンやコマが劣化して安定していない可能性があります。パッキンやコマなどの備品を交換するだけで安定する場合もありますが、そうでなければ蛇口そのものが損傷している可能性大です。交換を検討しましょう。
蛇口から水漏れする
蛇口からの水漏れは、水道関連で最も多いトラブルです。こちらもパッキンを交換すれば解消されるかもしれませんが、それでも直らない場合は蛇口そのものの交換をしたほうが良いかもしれません。
水温調節ができない
水温調節できるタイプの蛇口から、設定した温度の水が出ないとき、考えられる原因はさまざまです。ひとつは給湯器そのものが故障しているケース。また、給水設備の違いで水圧や水量が変わっている可能性も考えられます。
最も多いのは蛇口内にあるお湯と水の割合を調節するサーモスタットの不具合です。この際にはサーモスタットだけを交換する方法もありますが、再度不具合が発生する場合も多く、蛇口そのものを取り替える方が少なくありません。
錆びた水が出る
蛇口内が錆びついてしまうと、そこを通じて外に出される水にも錆が混じります。錆びついた水は健康にも悪影響ですので、すぐに蛇口を交換しましょう。
交換する蛇口を選ぶ時のポイント
新しい蛇口に交換することになった場合、どのような点に気を配れば良いのでしょうか。ここからは蛇口選びの際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
蛇口の種類とサイズを確認する
キッチン、浴室、洗面台など、場所によって選ぶ蛇口は変わってきます。必ずその場所向けに作られた蛇口を選びましょう。キッチンであればワンホールやツーホール、浴室であれば壁付きや台付きタイプなどがあります。シャワーのあり・なしも選ぶうえで重要なポイントです。
また、蛇口には水またはお湯のみが吐水口から出される単水栓と、ひとつの蛇口から水とお湯の両方が出る混合栓のふたつがあります。単水栓を選ぶ場合は、サイズも合わせる必要があります。
蛇口の機能
蛇口の機能は多様化していて、シャワー切り替え機能がついているものから、ハンドセンサーつきのもの、浄水器つきのものまでさまざまです。寒冷地仕様の水抜き機能付きのものもあります。高機能の蛇口を選ぶことで、日々の調理や洗顔が非常に楽になります。
本体価格
蛇口本体の価格は非常に幅が広く、シンプルな単水栓であれば1,000円程度、高機能な蛇口になると3万円程度発生します。必要な機能を考えたうえで、最適な蛇口を選びましょう。また、業者に交換を依頼する場合、本体価格だけではなく工賃も発生します。
自分でできる蛇口の交換方法
シンプルな構造の蛇口であれば、自分一人で交換することもできます。簡単な流れを紹介します。
交換に必要な工具・設備を用意する
蛇口を交換する際には、
・新しい蛇口
・水漏れを防ぐシールテープ
・ドライバー
・スパナ
・古歯ブラシ・雑巾
を用意しましょう。
止水栓を止める
まずは止水栓を止めましょう。止めておかなければ、蛇口を取り外した時に水が噴き出てしまいます。
古い蛇口を取り外して周りを掃除する
スパナを使って反時計回りに蛇口を回し、蛇口を外しましょう。外し終わったら古歯ブラシと雑巾で水道周りを掃除します。
新しい蛇口を取り付ける
新しい蛇口は時計回りで取り付けていきます。最初は手で締め、最後はスパナでがっちりと固定します。
止水栓を開ける
止水栓を開けて、問題なく水が流れるかどうかを確認しましょう。水が漏れるようであれば、再度スパナできつく締めます。
水道業者に蛇口交換を依頼するには
自分できちんと蛇口を交換できるかどうか、不安な方も少なくないでしょう。蛇口の交換をプロに任せるかどうかで悩んでいる方は、以下を参考にしてください。
少しでも危険と感じたら業者に相談を
自分で蛇口を交換することに少しでも不安がある方は、プロの水道業者に依頼することをおすすめします。自分で無理に交換しようとすると、水道管を傷つけたり、水を大量に出して掃除が大変になったりするかもしれません。スパナやドライバーを用意する手間やコストもかかるため、業者に依頼したほうが無難です。
水道業者に依頼する方法と相場
一般的に蛇口の寿命は10年程度と言われています。10年に一度の交換と思えば、交換費用の発生もさほど大きいものではないと考えます。
水道業者に蛇口の交換を依頼した場合の平均的な工賃は1~2万円程度です。しかし、業者によってこの費用は異なり、出張費用やオプション設備の費用を追加で請求する業者も珍しくありません。
蛇口交換が終わった後に請求書の金額を見てびっくりするということがないように、あらかじめ見積書を作成してもらうことをおすすめします。インターネット上でホームページを展開していたり、口コミが良かったりする業者であれば、安心して任せられるでしょう。
賃貸住宅にお住まいの方はまずオーナーに相談を
マンションやアパートなどの賃貸住宅にお住まいの方は、蛇口を交換する前にまずオーナーや大家さんに相談することをおすすめします。設備交換時にさまざまな規則を設けている物件は少なくありません。
また、自分で蛇口を交換してしまうと、交換費用が自己負担となる可能性大です。無駄な出費を抑えるためにも、蛇口の不調を感じたらまずはオーナーに相談をしましょう。
蛇口の交換は中部水道修理におまかせ
毎日使用する蛇口の不調を感じたら、すぐに交換することをおすすめします。放置しておくと水道管を傷めたり、水道料金がかさんだりするおそれがあるためです。
名古屋市に本社を構える中部水道修理は24時間365日受付をしていて、急なトラブルにもスピーディーな対応が可能です。中部エリア最安値の工賃を目指していますので、工賃をリーズナブルに押さえたいという方はぜひお問い合わせくださいませ。