【緊急!!】下水つまりを修理したい場合はどうする?原因や自分で対応できる場合について
目次
そもそも下水・下水管とは
水道関連のトラブルで「下水管がつまった」と、よく聞くことがあります。
しかし、一方で上水・中水・下水、それぞれの違いを理解していない方も少なくありません。
今回は、下水の定義から下水管がつまった時のトラブル対処法について紹介したいと思います。
正しく理解をして、トラブルが発生した時には下水管を傷つけないような対処を心がけてください。
下水は汚水と雨水が合わさったもの
参考:下水道・排水設備のしくみ
https://bit.ly/3gj349t
水には上水・中水・下水の3種類があります。
それぞれを区別すると、
・上水…水道水など飲むことができる水を供給している水道設備全般
・中水…公園の噴水や工業用水、水洗トイレの水など、飲むことはできないが、
人体に影響を及ぼさないかたちで再利用されている水
・下水… 生活用水や産業排水、雨水などの汚水を地下水路などを通じて終末処理場に集約し、
処理されたされた後に公共用水域へ排出する仕組みのこと
です。
家やマンションなどの排水管から下水管へ水が流れる
日本の上水道の普及率は98%と高い数字を示していますが、
下水道の普及率は76%に止まっています。
ここで下水管と呼ばれるものは、一般的に自治体が管理している部分(主に下水道本管)を指していますが、
個人が管理する排水設備の「排水管」までを含めて「下水管」と呼んでいることもあるようです。
一般的な戸建住宅やマンションなどの排水は、
公共の下水管に排水されるまで室内の排水管や共用の排水管を通過します。
マンションに住んでいる場合、共用の排水管をつまらせるとマンション全体の排水ができなくなってしまうので、
不注意で固形物を流さないように注意しましょう。
下水管や排水管が詰まるとどうなる?
何らかの事情で下水がつまってしまうと、水が逆流したり、悪臭が室内に漂ったりと、
住民であれば誰でも気づくような、影響があらわれます。
しかし、困ったことに住民であっても気づきにくいつまりもあります。
それが汚水桝がつまった状態です。
たとえ排水溝からきちんと水が流れていっているように見えても、汚水桝から水があふれていれば、
下水管へ排出されていないということになります。
敷地内にある汚水桝から水があふれ出ている場合は、
下水がつまっているサインとみなして間違いがないでしょう。
下水がつまる・逆流する仕組み
下水がつまったり、逆流したりする仕組みはどのようになっているのでしょうか。
主な仕組みをふたつ紹介します。
1箇所の排水管でつまりが起きている
誤って固形物を流してしまった場合、1箇所で急激なつまりが発生します。
この場合、つまりの原因となっている物体を取り除けばつまりは解消するはずです。
つまりの原因が明らかである場合、大量の水で押し流そうとせず、
つまりの原因となっている固形物を除去しましょう。
複数の排水管でつまりが起きている
複数の排水口で水が流れなくなったり、1箇所から水を流すと別の排水溝から逆流してしまったりすることがあります。
これは複数の排水管でつまりが発生していて、
排水設備そのものが破損していたり、排水桝に異物がたまっていたりする可能性大です。
この場合、自分で原因を特定できないことが多いので、一度水道業者を呼ぶことをおすすめします。
場所別!下水がつまる原因
下水がつまってしまう原因は、つまりが発生した場所によって異なります。
下水が流れなくなる原因を理解し、
むやみにこれらの物を流さないようにしましょう。
トイレ
トイレのつまりに悩まされている家庭は珍しくありません。
トイレでつまりが発生する場合、大量の便や吐瀉物、
またトイレットペーパーが原因である可能性が高いものです。
また、紙おむつや生理用品を誤って流してしまい、つまりが発生した事例もあります。
トイレの排水周りは複雑なかたちになっているため、扱いには気をつけましょう。
台所(キッチン)
料理をしたり、洗い物を洗ったりと、日常生活で大活躍してくれるキッチン。
そんなキッチンは食べ物や洗剤、鍋やお皿に付着する油脂など、さまざまな汚物が発生する場所で、つまりやすい箇所といえます。
スプーンなどのカトラリーが流れてしまい、つまってしまうこともあります。
お風呂
キッチンとは異なりますが、お風呂も毛髪や皮脂、石鹸カスやカミソリキャップなどの固形物によってつまりやすくなる箇所です。
つまりを防ぐために、排水口周りにネットやシールを貼っておく人も少なくありません。
屋外
庭を作っている人はおわかりかと思いますが、
土砂や木の根、また落ち葉などの固形物が多い屋外の排水口も下水がつまりやすい箇所といえます。
これらのものが汚水桝を塞いでしまうことがないように、定期的なお掃除を心がけてください。
洗面所
洗面所もお風呂と同様に、毛髪や石鹸カスが流れやすい箇所です。
また、歯ブラシや化粧品、アクセサリーなどの固形物をうっかり流して、つまらせてしまったという人も少なくありません。
下水がつまったら自分で直せるのか?
ちょっとしたつまりであれば、下水のトラブルは自分でも対応できる可能性があります。
しかし、深刻な場合や一刻も早くトラブルを解消したい場合、業者に依頼することをおすすめします。
まずは自分で対応するときの方法を紹介します。
自分で対応できる場合
高圧洗浄する
つまりがひどい時には高圧洗浄機を使って解消する方法があります。
この場合、まずはつまりが起こっている場所に通じる屋外の排水管に、洗浄用のパイプホースを50cmから1mほど差し込んで洗浄をしていきます。
最初は弱めの圧力で、徐々に強めながら、ゆっくり洗浄をしていきましょう。
ヘドロの水が出なくなるまで洗浄し、最後につまりの対象場所から水を流して問題がなければ解消されたことになります。
薬品を使用する
軽度のつまりである場合、パイプユニッシュなどの液体パイプクリーナーでつまりを改善することができます。
液体パイプクリーナーを使う場合、つまりが発生している排水口の部品やふたをすべて外し、そこから直接パイプクリーナーを流し込みます。
所定の時間放置したら、水でしっかり洗い流しましょう。
ドラッグストアなどで販売されている一般的なものよりも、
業務用のほうが効果は高いので、しょっちゅうつまるということでしたら、業務用を選ぶようにしてください。
業者に依頼した方が良い場合
あまりに頻繁につまりが発生する場合や、ここまでで紹介した方法でつまりが改善されない場合は、業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼したときの一般的な料金相場は?
業者を呼ぶ時に気になるのが、修理費用の相場ですよね。
つまりが発生した箇所によって異なりますが一、般的に排水管や下水のつまりの修理費用は
・台所・・・1~4万円 ・トイレ・・・1~3万円 ・お風呂・・5,000~2万円 |
が相場といわれています。
ただし、出張費や部品代は別途発生することが多いので、
事前に詳しく確認しておくと良いでしょう。
緊急で直したい下水つまり、排水管つまりは中部水道修理へ!
下水がつまってしまうと、トイレや台所などといった水回りが一切使えなくなってしまいます。
これは大変困ることですよね。
深夜であっても、一刻も早く対応してほしいという人は多いでしょう。
中部水道修理では24時間365日受付をおこなっておりますの 、緊急時にはぜひご連絡ください。
中部地方最安値を目指していますので、
きっとお客様にご納得いただけるお値段でサービスを提供できると考えています。